自治体の皆様へ

 いろんな自治体のふるさと納税の紹介を見ていると、それぞれ特色があって面白いです。
各自治体の紹介をいろいろ見ていると、「こう紹介されていると、いいのになあ」と感じることがいくつかありますので、参考にして頂けるとありがたいです。

 ふるさと納税について紹介されているニュースを見ていると、自治体によって納税額にも大きな差がついてきているようですが、納税額の大きな自治体はだいたい以下の内容に沿っていると思います。

  • 「お礼」の品が何であるのかわかりやすく書いてあること
     「心ばかりの謝礼をお送りします」の様な書き方で、何なのかよくわからない紹介があります。謙虚な気持ちで書かれているのかもしれませんが(笑)、できれば何なのかはっきり書いていただきたいです。
    「牛肉」、「いちご」の様に、何を送るのかを書いてあっても、量がどのくらいなのかまではかかれていないケースも、結構あります。また、野菜ですと「野菜セット」とだけ書かれていて、詳しくはわからないものもあります。
    「野菜、果物等は収穫状況によって送ることのできる量や内容が変わってくるので書きにくい」という面もあるかもしれませんが、その場合はだいたいの目安を書くとともに「収穫状況によっては、内容が変わる場合があります」と注記を入れるか、「先着100名限定」の様に、量に余裕を見て限定品にすると良いと思います。その様な対応をされている自治体の方も実際にあります。

  • 発送時期をわかりやすく書くこと
     果物、野菜のような季節ものは、だいたいの自治体で、発送できる時期とそれに先立ち「いつまでに納税しておく必要があるか」を書いておりますが、中にはそれがはっきり書かれていないケースがあります。
     また、季節のものではないものは、通年で受け付け次第、その都度送っているのかもしれませんが、そうであれば、「通年」で送っていることを明記しておいていただきたいです。
     お米あたりは迷うところで、その都度、送っていただける自治体がある一方で、新米が取れる秋以降に発送する自治体もありますので、いつ頃に発送予定かは、わかりやすく書いていただけると、ありがたいです。

  • 「年に1回」としているお礼を送る期間を明確にすること
     お礼の特産品を送って頂けるのは、「年に1回」としている自治体がほとんどだと思いますが、この「年に1回」をいつからいつまでとしているのかを明確にしていただきたいです。
     ふるさと納税をする際の還付金を受けるためには確定申告を行う必要がありますが、確定申告では「暦年(1月〜12月)」の間で納税した金額を申告します。
     多くの自治体では、お礼の特産品を送る期間を、「年度(4月〜翌年3月)」の期間で1回と数えていますが、確定申告に合わせてくれているのか「暦年(1月〜12月)」で1回とされている自治体もあります。
     どちらを採用するかは自治体の方の判断によりますが、「暦年(1月〜12月)」と「年度(4月〜翌年3月)」のどちらで1回と想定しているのかを明確にしていただけると、ありがたいです。

 ホームページの内容にミスや更新情報等、反映して頂きたい内容があれば、御連絡下さい。
 現在、記載されていない自治体の方からの追加希望も承っております。
 原則として、一週間以内にホームページに反映いたします。これまで御連絡頂いた内容の反映については、だいたい2〜3日で反映しております。

 ただし、ホームページに記載する情報につきましては、「ふるとく」が独断と偏見で選んでおります。更新の手間が入りますため、全ての特産品を御紹介できるわけではありませんので、御容赦ください。

 ふるとく:furutoku@furusato-nozei.com