総務省 9月に特典競争の過熱を警告

以下の記事によると、総務省は9月に、ふるさと納税の特典について過熱防止のため、全国の自治体に警告を出していたようです。
さて、今後、どうなりますかねえ。特に9月以降で、ふるさと納税の特典が少なくなったとは思いませんが。
いきなり特典を渡すことが無くなるとは思いませんが、今後も過熱が続くようだと、何らかの規制や、特典に制限が課せられるのかもしれませんね。

読み解く=ふるさと納税格差拡大 導入5年 福岡市急増 使途に「こども病院」 長崎県苦戦 返礼特典なし影響か(2013年12月16日掲載)

出身地や応援したい自治体に寄付をする「ふるさと納税」の導入から5年が過ぎた。寄付の使い道への賛同や、返礼に贈る特産品などの特典の効果で、爆発的に寄付額が増えるケースもあり、福岡県と福岡、北九州両市では本年度、既に過去の年間最高額を更新した。一方で自治体間の特典競争は過熱しており、寄付額に格差が生まれる傾向もうかがえる。
国も競争過熱にブレーキをかけ始めた。総務省は「特典の提供が行き過ぎると、ふるさとへの貢献などを目的にした制度の趣旨から外れる」と警告。9月に「良識ある対応」を促す文書を全国の自治体に送付している。

サイト情報更新 龍ヶ崎市、湯梨浜町 追加

ふるさと納税 特産品 情報局」のサイト情報を更新しました。

茨城県 龍ヶ崎市と鳥取県 湯梨浜町を新規追加です。龍ヶ崎はトマト、湯梨浜町はしじみが特徴的です。

埼玉県 宮代町は12月限定で、町内で使用できる商品券を出しています。昨年もやっていたので気づいてしかるべきだったのですが、チェックを忘れていました(笑) 有効期限無しとのことですので、いつか宮代町に行こうと思っている人は応募してみてはいかがでしょうか。

笠松町は12月31日まで、ふるさと納税を受付

日本経済新聞のニュースに、ふるさと納税の記事が載っています。ネットに載ったのは12月15日ですが、紙面では12月11日の朝刊に載ったようですね。

ふるさと納税でリッチ 負担2000円の節税・特典術
限度額や確定申告に注意 (2013/12/15 7:00)

東京都内に住む会社員の佐々木真一さん(仮名、32)は年収500万円。マイホームのために最近ローンを組み、消費増税に備えて家計の見直しに知恵をしぼる。その1つがテレビや雑誌で「賢い節約術」として紹介されていたふるさと納税だ。

約半数の自治体が寄付額に応じた特典を用意しており、2千円以上の価値のお返しをもらえることも多い。農水産物や工芸品、お酒やレジャー施設の割引券など幅広い。バランス良く特典を集めれば、生活費を浮かせることもできそうだ。

東京・銀座で個人の財産管理を行う税理士の植木康彦さんは「年間の所得の見通しが立ち、住民税を試算できる年末に寄付をするのが無難だ」と勧める。12月半ばのこの時期は、ふるさと納税の絶好の機会といえそうだ。
[日本経済新聞朝刊2013年12月11日付]

「12月半ばのこの時期は、ふるさと納税の絶好の機会といえそうだ。」ということですが、人気のある自治体では、今年分の新規受付を既に締め切っているところが多々あります。人気があるがゆえに、申請されるふるさと納税の処理が大変でしょうからね。「受付停止」を明確に表明していない自治体でも、今から申し込んで、ちゃんと2013年中の処理がされるかは、はっきりしないと思います。
この記事は、もう2週間くらい早めに出した方が良かったと思いますね(笑)

そんな中、岐阜県 笠松町は、「かさまつ応援寄附金(ふるさと納税)年内に納付手続きをされると平成25年分の税額控除が受けられます」というページで、年内の受付について紹介しています。これによると、クレジットカード決済ならば、役場が閉まっている12月31日まで受け付けるようです。

さすがは、個人的に担当者の「やる気」が全国屈指と思っている笠松町、最後の最後まで、寄付を集める努力を怠りません(笑)
笠松町は、5000円という少額でも特産品が頂ける上、寄付の度に1年のうち何度でも特産品を贈るという自治体のため、既にふるさと納税を行った人でも、また特産品が頂けます。

「つい最近知ったが、今年はもう間に合わないかも」という方や「少し納税枠が余ったな」という方は、ふるさと納税の「年末調整」として、笠松町にふるさと納税を行ってはいかがでしょうか。