阿南町 米の発送開始

阿南町ふるさと納税活用 町産米11日から発送 (2013年 10月 10日 木曜日 16時38分)

阿南町のふるさと納税制度を活用した町産米振興事業で、精米プラントが8日、同町富草の阿南新川食品工場内へ設置された。9日に設置業者による最終試験を行い、作業員による研修を経て11日から発送作業が始まる。

強い農業づくり交付金事業により町が約1400万円をかけて導入。1時間当たり600キロを精米する能力がある。

寄付金や要望に応じて寄付者へ1カ月に精米10―20キロを発送する。このうち10月は最も多い3万8000キロ余を発送する計画で、精米所は常時稼働して対応する。
米は町産のコシヒカリ、あきたこまち、天竜乙女の3種をブレンドしたもの。11日には精米プラントの始動式と米の初発送式を行う予定だ。

以前のニュースでお伝えした、阿南町による、ふるさと納税の特産品のお米が、いよいよ11日から発送されるようです。この精米機自体が、ふるさと納税の寄付金を利用しているようですね。1400万円というと高額に思えましたが、仮にこれが全て10000円当たり20kgのお米を贈ることになる寄付金で賄われたとすると、

1400万円÷10000円×20kg = 28000kg = 28トン

のお米を贈った時点で、精米機がふるさと納税の寄付金で買えた事になります。他にもお米の代金とか、作業する方の人件費も当然かかるので、一概には言えませんが、10月の時点で38000kg贈る予定とのことですから、妥当な導入といえるのかもしれません。

いずれにせよ、いよいよ阿南町のお米が届く日が近づいてきたようで、楽しみにしてらっしゃる方も多いのではないでしょうか(笑)

阿南町 ふるさと納税 お米 20kg

これまでの2013年度におけるふるさと納税で、一番のビッグニュースと思っているのは、長野県 阿南町が10000円の寄付あたり、お米を20kg贈るという特産品を発表した事です。

阿南町

  1. もらえるお米の量が圧倒的
    その他の自治体の特産品では、10000円あたり10kgのお米だと、そこそこ多いとされているのと比較して、10000円あたり20kgというハイパフォーマンス。
  2. 60kgまでもらえる高い上限枠
    20000円の寄付で40kg、30000円の寄付で60kgのお米をもらえる。
  3. 10kgごとに複数回にわけて、送ってもらえる (振込用紙によると、10月~翌年3月の半年間?)
  4. 寄付者以外への発送も可能

と、利用者に嬉しい特典が揃っています。
これで、クレジットカードでの寄付に対応してくれたら、ほぼ完璧ですね。

実質的な負担が2000円で、お米を60kg(30000円を寄付して、28000円の還元を所得税・住民税から受けられる人の場合)もらえるのですから、これは家計の節約にだいぶ役立ちそうです。

ふるさと納税でお米、大人気阿南の米作農家支援 (2013/6/14)

阿南町が町内米作農家支援で打ち出した「ふるさと納税三万円でお米六十キロ」が大変な人気。発表から一カ月たった先週末時点で、五百万円を超す納税があり、送る米の量は十トンを突破した。  一万円で二十キロの新米がもらえるという、町の新しいふるさと納税制度は、発表当初から注目を浴びた。また全国のふるさと納税制度を紹介するHPにも「大変にお得」と掲載されたことも手伝い、町には寄付や問い合わせが殺到しているという。

ということで、やはり大人気の様子。

『全国のふるさと納税制度を紹介するHPにも「大変にお得」と掲載されたことも手伝い・・・』って、ひょっとして、「ふるさと納税 特産品 情報局」のことかな(笑)?