泉佐野市のふるさと納税で飛行機に乗れる

7月1日からリニューアルされた、泉佐野市のふるさと納税ですが、特産品(?)としてLCCの一つであるPeach(ピーチ)で使えるピーチポイントが頂ける様になりました。

還元率は、10000円以上で5000ポイント ~ 10万円で50000ポイントと、寄付金の半分となる、なかなか高いものです。

とうとう、ふるさと納税で飛行機にまで乗れるようになりました(笑)

ふるさと納税の特産品には、「~で使える宿泊券」という様な、その地元で使用できる宿泊券はわりと多かったのですが、そこに行くまでの交通費は特産品には含まれていませんでした。

今回はふるさと納税で飛行機が乗れるようになったわけですが、タクシーや鉄道、バスといった交通機関のチケットや、例えばJTBの旅行券のようなものがふるさと納税で頂ける様になると、移動手段までふるさと納税で賄えるようになるかもしれません。

また、Peachは関西国際空港を拠点として、韓国、香港、台湾への国際線もありますので、今回の追加で「ふるさと納税で、海外旅行に行ける!」という、もはや訳のわからない状況になってまいりました(笑)
グローバル化の波が、ふるさと納税の世界にも押し寄せてきたような気がしないでもありません。

この際だから、どこかの自治体がJALとかANAのマイルを、ふるさと納税で頂ける様にしてもらえませんかね(笑)

Tポイントや、イオン商品券、クオカードと言った金券類を出している自治体はありますし、今回の追加を見ていると、「マイルを特産品に選ぶ自治体があってもいいだろう」という気がします。

ソフトバンクがふるさと納税代行業者に参入

ソフトバンク、ふるさと納税代行へ 7月に新会社

ソフトバンクは27日、自治体の「ふるさと納税」業務を一括して代行することを明らかにした。

ネット上でクレジットカードで納税を受け付け、自治体の特産品を「お礼」として配送する。自治体にとって手間のかかる作業だった納税受け付けからお礼配送までをすべてシステム化し、自治体の業務省力化に役立てる。

ソフトバンクは7月に新会社を設け、年内にもネット上にふるさと納税の専門サイトを開いてサービスを始める。ショッピングサイトのような作りにし、コメや肉、地酒など地方の特産品の一覧を掲示する。利用者は、ほしい特産品をお礼として提供してくれる自治体を選んで、ネット上でふるさと納税する。

ソフトバンクの契約者は電話代と一緒に納税できる「まとめ払い」も選べる。

というわけで、ソフトバンクがふるさと納税の代行業者として、参入するようです。
ふるさと納税の代行業者としては、ヤマト運輸グループが既に参入を表明していました。

昨今のふるさと納税は、もはやカタログギフト化した特産品提供合戦の様相を呈してきました。楽天あたりが参入して専用サイトを開設し、楽天ポイントを寄付金として使用可能にしてくるのではないかと予想していたのですが、ソフトバンクが入ってくるとは意外でしたね。

入ってくるとしたら、ソフトバンクグループであるYahooが既に「Yahoo! 公金支払い」のシステムを立ち上げているので、こちらを充実させるのではないかと予想していました。
Yahooは最近、「ふるさとチョイス」と提携しているように見えたのですが、ここら辺の関係も、もしかしたら変わってくるかもしれませんね。

また一つ、面白い動きが出てきたな、と思います。

ソフトバンクが今後開設するふるさと納税のサイトを通して申し込むと、ケータイ代金が優遇される等のお得になる様な施策を取っていくとしたら、ふるさと納税の代行業者として、一気に大きなシェアを取るようになるかもしれません。

ソフトバンクの様な会社が参入するなら、他にもやれそうなことがいくつか思いつくので、今後、どうなっていくか楽しみですね。
ソフトバンクに提案でも出してみましょうか(笑)

湯川村 30000円でお米60kg

ラムネ効果で5倍に ふるさと納税受け付け終了

生駒市は6日、ふるさと納税の特典に加えた「レインボーラムネ」について、予定数に達したとして、受け付けを終了した。

初日の2日から6日午前8時半までに1757件の申し込みがあり、納税額は約1800万円に達したという。ラムネだけで昨年度の納税額372万円の5倍を集めた。市課税課の担当者は「ラムネを加えてくれてありがとう、といった声もいただいた。来年も再登場する予定」と話す。

というわけで、予想通りというか、何と言うか、先日の日誌で紹介した生駒市のレインボーラムネは、わずか4日間で受付終了とのことです。

どうも、ほとんどの人はレインボーラムネを申し込んだようですね。
普通に抽選で購入する場合の当選者が1回当たり350名(2014年3月時)で、この抽選が3月、9月の年2回行われますので、今回の申請者が1700名以上とすると、2年半分(!)のレインボーラムネが、ふるさと納税の特産品に回ることになります。
(修正 350名ではなく3500名の間違いでした。これなら半年に1回の抽選の約半分なので、毎年、ふるさと納税の特産品にすることも可能な気がします)

それはそれとして、福島県 湯川村が30000円の寄付でお米1俵(60kg分)を特産品として贈ってくれるそうです。
人気殺到した阿南町に匹敵する量ですね。

ふるさと納税3万円以上で米1俵 湯川村が農家応援

湯川村は、ふるさと納税制度を利用して農家の応援目的で3万円以上を寄付した人に湯川産のコメ1俵(60キロ)を贈る。
米どころ・湯川のコメのおいしさを広く発信するとともに、東京電力福島第一原発事故の風評払拭(ふっしょく)につなげる。村はコメを通常よりも高く買い取ることで村内の農家を支援する。村は寄付者にコメ60キロを10キロずつ6回に分けて発送する予定。

村は議案が可決次第、9月まで26年産米の申し込みを受け付ける。事業費は200件分に当たる560万円を計上したが、申し込みが殺到した場合は予算を増額して対応する考えだ。

法案は13日に可決したそうですので、まだ湯川村のホームページには反映されていませんが、16日からは反映されるのではないでしょうか。
それにしても、見込みは200件分ですかあ・・・。さて、どうなりますかね(笑)